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猫の抱っこ紐・スリングの選び方|嫌がらない種類と安全に使うコツ

猫の抱っこ紐を選ぶときは、「体重に合っているか」「飛び出しを防ぐベルトがあるか」「体にピタッと密着できるか」の3つを先に確かめるのが近道です。猫は体を自由に動かしたい動物なので、合わないものや急な使い始めは嫌がる原因に。種類ごとの特徴と、嫌がらせない慣らし方・安全に使うコツをまとめました。

「通院や移動のとき、キャリーだと鳴き続けてしまう」「抱っこしたまま少し家事ができたらいいのに」「でも猫に抱っこ紐って、本当に使えるの?」。犬用の抱っこ紐やスリングはたくさん見かけますが、猫で使うとなると迷ってしまう飼い主さまも多いのではないでしょうか。この記事では、Jolis Bijouxがハグポケットスウェットをつくるときに考えたことや、お客さまにお伝えしている使い方をもとに、猫の抱っこ紐・スリングの選び方をご紹介します。

よん
よん
猫にも抱っこ紐ってあるの?うちの子、袋に入れようとすると暴れちゃうんだけど…。
ゆん
ゆん
猫が嫌がりやすい理由を知ってから選ぶと、ぐっと失敗しにくくなりますよ。慣らし方も一緒に見ていきましょう。
この記事のポイント

  • 猫は体を自由に動かしたい動物なので、押さえつけられたり知らない袋に入れられたりするのを嫌がりやすい
  • 抱っこ紐は「体重の目安」「飛び出しを防ぐベルト」「体に密着できるか」で選ぶ
  • 使い始めは家の中で短い時間から。嫌がる日は無理をしない
  • 入れるときはベルトを付け、手を添えて体を支える。前かがみの姿勢は特に注意
  • 長い時間入れっぱなしにせず、こまめに様子を見る

猫が抱っこ紐やスリングを嫌がりやすい理由

スリングの前で少し警戒した表情をしている猫と、しゃがんで様子を見守る女性

猫用の抱っこ紐を選ぶ前に、まず知っておきたいのが「猫はなぜ嫌がりやすいのか」です。理由がわかると、選ぶべき形や使い始め方も見えてきます。

猫は自分の体を自由に動かしたい動物

猫は、自分の体を自由に動かしたい動物です。そのため、持ち上げられたり押さえつけられたりすると不安になりやすい傾向があります。抱っこ紐に入れるときに体をギュッと押し込んだり、動けないように強く押さえたりすると、それだけで「嫌なもの」と覚えてしまうことがあります。

知らない袋に入れられるのが苦手な子も多い

もうひとつの理由が、見慣れない袋やバッグそのものへの警戒心です。においも形も知らないものの中に、いきなり入れられるのを嫌がる子は少なくありません。抱っこ紐の形や素材だけでなく、「どう慣らしていくか」も、猫で使うときの大切なポイントになります。

抱き上げ方そのものに不安がある場合は、先に猫の抱っこの仕方を見直してみるのもおすすめです。お尻を下から支えて体を密着させる抱き方ができていると、抱っこ紐へもスムーズに移しやすくなります。

猫の抱っこ紐・スリングの種類と特徴

ひとくちに「猫の抱っこ紐」といっても、形はいくつかに分かれます。使う場面や猫の性格に合わせて選べるよう、主な種類を比べてみました。

種類 特徴 向いている場面
キャリーバッグ 全身を囲えるので、飛び出しの心配が少ない。体からは離れやすい 通院や電車など、全身を覆う必要がある移動
スリング 肩から斜めにかけて、体の前で包むように抱える 近所の移動や、短い時間の抱っこ
抱っこ紐(ベルト型) ベルトで体に固定し、両手を空けやすい 抱っこしたまま手を使いたいとき
ポケット付きウェア 服のおなか側のポケットに入れる「着る抱っこ」。体に密着しやすい 家の中でのくつろぎ時間や、抱っこしたままの家事

どれが正解というより、「どこで・どのくらいの時間使うか」で選ぶのが基本です。犬向けの内容ですが、それぞれの種類のくわしい違いは小型犬の抱っこ紐おすすめガイドでも比べています。

猫の抱っこ紐を選ぶときの5つのポイント

テーブルに並んだスリングやスウェットを見比べながら選ぶ女性と、そばで見ている猫

猫の抱っこ紐を選ぶときは、猫の体重に合っているか、飛び出しを防ぐベルトやリードがあるか、体にピタッと密着できるか、家で洗える素材か、使う場面に合っているか、の5つを確かめましょう。猫が嫌がりやすい理由を踏まえると、「安全」と「密着」の2つが特に大切です。

1. 猫の体重に合っているか

抱っこ紐やスリングには、それぞれ使える体重の目安があります。猫の体重がその範囲に収まっているかを、まず確認しましょう。体重ぎりぎりのものや、体に対して大きすぎるものは、姿勢が安定しにくくなります。

2. 飛び出しを防ぐベルトやリードがあるか

猫は驚いたときに、思いがけない動きをすることがあります。抱っこ紐の中に、ハーネスにつなげるベルトやリードが付いているかは必ず確かめたいポイントです。

3. 体にピタッと密着できるか

猫は足場が不安定だと落ち着きにくい動物です。中で体が泳いでしまう形よりも、飼い主さまの体にくっついて、お尻が安定する形のほうが安心しやすくなります。

4. 家で洗える素材か

抜け毛や汚れがつきやすいので、家で洗えるかどうかも見ておくと安心です。肌に触れる素材のやわらかさも、使い心地を左右します。

5. 使う場面に合っているか

通院や電車での移動なら、全身を覆えるキャリーが必要になることもあります。家の中でのくつろぎ時間なら、体に密着できるウェア型が合うことも。使う場面を思い浮かべてから選ぶと、買ってから「思っていたのと違う」となりにくくなります。

ハグポケットスウェットで工夫したこと

クリーム色のスウェットのおなかのポケットにすっぽり入った猫を、手で支えながら微笑む女性

Jolis Bijouxのハグポケットスウェットは、抱っこ紐のように「別の道具を付ける」のではなく、ふだん着るスウェットに抱っこの機能を持たせた一着です。猫が嫌がりやすい理由を踏まえて、次のような点を工夫しています。

工夫した点 内容
深めのポケット おなか側に、一般的なものより深いポケットを付けています。飼い主さまの体にくっついたまま、すっぽり入れるつくりです
セーフティベルト ポケットの中に、飛び出しを防ぐセーフティベルトが付いています
両手が空く ポケットに入れているあいだは両手が空くので、抱っこしたまま家事ができます
素材とデザイン 生地は綿100%。ふだん着として着られるシンプルなデザインです

知らない袋に入れられるのが苦手な子でも、飼い主さまの服の中なら、においや体温がそばにあります。もちろんすべての猫ちゃんに合うわけではありませんが、「体にくっついていられる場所」をつくることを大切に考えました。

使える目安は「体重約5kgまで」

ハグポケットスウェットは、体重約5kgまでの小型犬・猫を目安としてご案内しています。猫の体格には個体差があるので、体重が目安を超えている子や、体が大きめの子には無理に使わないようにしてください。サイズはユニセックスのMとLの2種類、カラーはベージュ・ネイビー・クリームの3色です。

猫を抱っこ紐に慣らす方法

リビングのソファで、ポケットに入った猫におやつをあげながら撫でる女性

猫を抱っこ紐に慣らすときは、家の中で短い時間から試す、おやつやなでることと組み合わせる、嫌がって体をよじる日はやめる、の3つが基本です。外へ出かけるのは、家の中で落ち着いて入っていられるようになってからにしましょう。

猫を抱っこ紐に慣らすときは、家の中で短い時間から試す、おやつやなでることと組み合わせる、嫌がって体をよじる日はやめる、の3つが基本です。外へ出かけるのは、家の中で落ち着いて入っていられるようになってからにしましょう。

猫に抱っこ紐を使うときは、選び方と同じくらい「慣らし方」が大切です。私たちがお客さまにおすすめしているのは、次のような進め方です。

いきなり外へ出ず、家の中で短い時間から

最初から外へ出かけるのではなく、まずは家の中で、短い時間だけ試してみましょう。ほんの少し入ったら出してあげる、くらいの短さで十分です。落ち着いて入っていられる時間が少しずつ長くなってきたら、次の段階に進みます。

おやつやなでることと組み合わせる

ポケットに入ったらおやつをあげる、入っているあいだに優しくなでる、といった「うれしいこと」と組み合わせて、ポケットを「いい場所」と覚えてもらうのがコツです。

嫌がって体をよじるときは、その日はやめる

猫が体をよじって出たがるときは、無理に入れず、その日はやめておきましょう。押さえつけて続けると、抱っこ紐そのものが嫌な記憶として残りやすくなります。慣らし方の考え方は犬とも共通する部分が多く、抱っこ紐を嫌がらせない選び方と慣らし方も参考になります。

よん
よん
早く一緒にお出かけしたいけど、焦らないほうがいいんだね。
ゆん
ゆん
そうなんです。家の中で「ここは安心できる場所」と思ってもらえてから、少しずつ外に出てみてくださいね。

猫の抱っこ紐を安全に使うための注意点

スウェットのポケットに入った猫を片手で支えながら、背筋を伸ばして歩く女性

慣れてきたあとも、使うたびに守りたいことがあります。ハグポケットスウェットでお伝えしている注意点をもとにまとめました。

必ずベルトを付け、手を添えて支える

ポケットに入れるときは、必ずセーフティベルトを付けてください。入っているあいだも、手を添えて体を支えてあげましょう。ほかの抱っこ紐やスリングでも、付属のベルトやリードは毎回使うのが基本です。

前かがみの姿勢は特に気をつける

前かがみになると、猫が飛び出しやすくなります。床の物を拾う、靴を履くといった動作のときは特に気をつけて、必要に応じて手でしっかり支えてから動くようにしましょう。

長い時間入れっぱなしにしない

慣れてくると、つい長く入れておきたくなりますが、長い時間入れっぱなしにはしないようにしましょう。こまめに様子を見て、落ち着かないそぶりがあれば出してあげてください。

抱っこ紐に入れると呼吸が荒くなる、ぐったりしているなど、いつもと違う様子があるときはすぐに出してあげてください。体調に不安があるときは、かかりつけの獣医師に相談しましょう。

通院で抱っこ紐やバッグを使うときの工夫は猫の病院への連れて行き方でまとめています。電車やバスで移動する場合は、全身をケースに入れることなどが求められることが多いので、電車に乗せるときの基本ルールもあわせて確認してください。規定は会社ごとに異なり変わることもあるため、最新の規定を公式サイトで確認しましょう。

よくあるご質問

猫に抱っこ紐を使っても大丈夫ですか?

体重や体格に合ったものを選び、ベルトを付けて手を添えるなど、使い方を守れば選択肢のひとつになります。ただし、猫は押さえつけられるのを嫌がりやすいので、家の中で短い時間から慣らし、嫌がる日は無理に使わないようにしましょう。

猫の抱っこ紐とスリングは何が違いますか?

スリングは肩から斜めにかけて体の前で包むように抱えるもの、抱っこ紐はベルトで体に固定して両手を空けやすくしたものが一般的です。最近は、服のポケットに入れる「着る抱っこ」タイプもあります。

何kgくらいまでの猫なら使えますか?

商品ごとに目安が違うので、それぞれの表示を確認してください。ハグポケットスウェットは、体重約5kgまでの小型犬・猫を目安としてご案内しています。

猫が抱っこ紐を嫌がるときはどうすればいいですか?

体をよじって出たがるときは、その日はやめておきましょう。おやつやなでることと組み合わせながら、家の中で短い時間から試し、少しずつ「いい場所」と覚えてもらうのがおすすめです。

抱っこ紐に入れたまま、どのくらい過ごせますか?

猫の性格やその日の様子によって違うため、決まった時間はありません。長い時間入れっぱなしにはせず、こまめに様子を見て、落ち着かないそぶりがあれば出してあげてください。

まとめ

猫の抱っこ紐は、選び方と慣らし方の両方がそろって、はじめて心地よく使えるようになります。最後に、使う前のポイントを振り返ってみましょう。

猫の抱っこ紐を選ぶ・使うときのチェックリスト

  • 体重:猫の体重が、商品の目安の範囲に収まっているか
  • ベルト:飛び出しを防ぐベルトやリードが付いていて、毎回付けているか
  • 密着:体にくっついて、お尻が安定する形か
  • 慣らし方:家の中で短い時間から試し、嫌がる日は無理をしていないか
  • 使い方:手を添えて支え、前かがみに気をつけ、長い時間入れっぱなしにしていないか

抱っこ紐が合うかどうかは、猫ちゃん一頭ずつ違います。その子のペースを大切にしながら、一緒に過ごせる時間を少しずつ増やしていってください。

家の中で猫ちゃんとくっついて過ごしたいときは、おなか側の深めのポケットにすっぽり入れられる「ハグポケットスウェット」が合います。セーフティベルト付きで、両手を使いながら過ごせます(体重約5kgまでの小型犬・猫が目安)。
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